リノベーションハウス
■ 新しいリフォーム?
リノベーションハウスと言う言葉を聞いた事がありますか?
リノベーション【renovation】とは、刷新、修繕などの意味です。既存の建物を大規模に改装して、耐震性や省エネ性能など,用途や機能を刷新・高度化し,建築物に新しい価値を加えることです。
リフォームと似ているようですが、ちょっと違うようです。
「改装」の意であるリフォームに比べて、用途変更や市場ニーズにあわせた機能向上により建物の価値を高める、または中古住宅をスケルトン状態から自分の好みに合わせて造り替えるという意味でも用いられる
【三省堂提供「デイリー 新語辞典」より引用】
■ リノベーションハウスとリフォーム
リフォームでは、壁紙を変える・キッチンやお風呂・トイレなどの設備を新品に入れ替えるといったやや目先の改修に留まります。リノベーションハウスでは、構造的な改装までも加えてしまいます。
そういった規模の相違が、リフォームとリノベーションハウスの違いといえます。
最近では、中古住宅を手に入れて自分好みに造り替えてしまう人たちも現れています。間取りの変更はモチロンですが、外観のデザイン・形までも変えてしまう。原型を留めないほど手を加える事例も出ています。
たとえば、一部屋が4.5畳などに小さく仕切られている建物を、一部屋減らして、広いLDKを造るなどです。現代のライフスタイルに合わせて大胆に刷新された住宅は、中古住宅だとは思えないほどです。
そこまで変えるなら、更地にして新築住宅にした方が良いと思われます。
■ リノベーションのメリット
中古住宅をリノベーション(再生)するメリットは何でしょうか?
リノベーションされる元々の中古住宅は、築20年など古くからある建物も多く、現在ではなかなか手に入らない街中などの立地条件に建っている場合があります。こうした物件は「古屋つき」といって解体費用がかかるため買い手がつかないケースが多い。建物の規模にもよりますが、解体費用は100万円単位になるうえ、産廃の処理費用も上がっていますのでコストがかかり敬遠されるケースが多いのです。
買い手は、割安な価格で手に入れることが可能になります。
築20年を越えるような古い中古住宅でも、建物の状態によっては、基礎や柱などがそのまま使える場合もあります。基礎が活かせるなら、解体費用とあわせて建築の総体コストを抑えることができます。このような物件を上手に見つけることができれば、新築を建てる以上に斬新な住宅を手に入れることができるかもしれません。
■ 新築政策の見直しか
戦後、焼け野原になった日本では住宅の戸数の確保が最優先でした。そのため、住宅の政策も新築優遇を採ってきました。しかし、若年層が減少した事などから供給戸数が一段落したため資源の有効活用の観点からも政策を転換し始めました。その結果、中古住宅でも条件を満たせば最長35年の住宅ローンが組めるようになった事も中古住宅が出回り始めた要因のひとつになっています。寒冷地では断熱材を入れ替えて新築同様の性能を持って「再生」されるケースもあるそうです。これからはリノベーションハウスも検討に入れてみてはいかがでしょうか。
Posted by goshisuke : 10:15
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