外断熱の特徴
■ 断熱材について
最近、特に耳にするようになった「外断熱」の家。
たくさんの本がも出ていますし、住宅雑誌などでもすっかりお馴染みの言葉です。
「 外断熱 」
言葉だけが、独り歩きしている感もありますが、外断熱とは何か。改めておさらいしてみましょう。
■ 外断熱工法って?
住宅を建てる時に、断熱材を柱と柱の間に入れるのが充填断熱・軸間断熱工法です。
通称、「内断熱」と言います。
これに対し、柱の外側から断熱材を貼るのが外張り断熱工法。
通称「外断熱」です。
昔から、木造住宅には「グラスウール」や「ロックウール」などの綿状断熱材を使った内断熱が採用されていました。これに対して、建物の外側からポリスチレンフォーム・ウレタンなど板状の断熱材を張っていくのが外断熱工法です。単純に考えれば、内と外の違いだけです。だけども、「外断熱」にもメリット・デメリッがあります。
■ メリットとデメリット
外断熱とはどういう工法で、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
以下は、代表的な長所・短所です。
□メリット
1.内断熱のように、柱などの構造体で断熱が途切れない。
2.建物の形状がシンプルな場合、隙間風を防ぐ気密工事が非常に効果的に出来る。
3.大工さんが施工がしやすいため、工事の手間が減る。
□デメリット
1.断熱材の厚さに制約があり、寒冷地の一部では次世代省エネルギー基準に対応しにくい。
2.断熱材の上に外壁材があるので、壁の厚みが増え。地震などの時外壁材が落ちるなど多少不安が残る。
3.コストがかかる。
■ 断熱の選択
外断熱のメリット・デメリットは、裏を返せば内断熱のメリット・デメリットになるケースが多いのです。どちらの断熱工法が優れているというのではなく、どちらの工法でもきちんと施工すれば、快適な家はできるのです。
「外断熱はもう古い」
「内断熱はよくない」
このような、一部の人の意見に惑わされず、それぞれの良さを理解しきちんと施工すれば、どちらもいい家はできるのです。流行だからといって妄信的に断熱工法を決めるのではなく、きちっとメリット・デメリットを理解した上で決めるのが大切です。
快適な家造りには、「総合的な捕らえ方」がポイントとなります。
夏に涼しく、冬に暖かい省エネ住宅は窓の種類や大きさも重要な要素です。夏のクーラーや冬の暖房の効きの良さは、断熱工法はもちろんですが、「ペアガラスの樹脂サッシ」といった窓の種類・大きさにも注意を払う事も肝要です。
住宅会社によって、断熱工法に対する考え方はさまざま。
じっくり比べて、分からない事は遠慮なく聞きましょう。
Posted by goshisuke : 21:24
< 2×4住宅とは
|
メイン
| 屋根の形と素材 >