なぞの物体エコキュート!
■ エコキュートってなに?
エコキュートとは、火を使わず大気中の熱を吸収してその熱を利用してお湯を沸かすシステムのこと。言い方を変えると、環境を考えて開発されたヒートポンプ式の家庭用給湯システムの事とも言えます。
夜間の電力は、昼間よりも約70%も割安です。その電力と高効率なヒートポンプシステムとを組み合わせれば、かなり経済的。毎月の光熱費も大幅に減らす事が可能になるんです。
■ システムと名前の由来
エコキュートの仕組みは、温度差と圧縮。
まず、屋外の空気の熱を自然冷媒のCO2に移して、圧縮して高温(約130℃)にします。そして、この熱を使ってお湯(約90℃)を沸かすのです。安全性が高いうえに従来の1/3のエネルギーでお湯が沸せる。これがエコキュートシステムです。
「エコキュート」名前の由来はなんでしょうか。
「エコ」は、環境にやさしいエコロジーの意味。
「キュート」は給湯(きゅうとう)と、かわいいの意味を含めているそうです。
「エコキュート」という名称は商品名ではありません。電力会社や給湯機メーカーが「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機」を総称する愛称として使われているのです。カタログなどを見るとわかるように、さまざまなメーカー商品に「エコキュート」という表現が使われています。
■ エコキュートの成り立ちと進歩
「エコキュート」は、世界初の家庭用自然冷媒(CO2)給湯機です。
そもそもは、東京電力がデンソーと電力中央研究所とともに開発したもので、それを受けて各メーカーが開発・販売を進めているのです。
機器は、ヒートポンプユニットと貯湯ユニット(タンク)のふたつから構成されています。使いかたは簡単で、ヒーターを使う従来の電気温水器と違いはありません。フルオートタイプ、セミオートタイプも出ており、ライフスタイルに合わせて選べます。
浴室リモコン・台所リモコンの機能も充実しています。小さなお子さんやお年寄りの入浴時でも安心な同時通話や音声ガイダンス機能を盛り込んだタイプもあったり、各社工夫を凝らしています。最近では、給湯や風呂自動お湯はリ以外に、床暖房機能がついたものも出ています。
■ で、光熱費はどれほど安い?
一般的にエコキュートの1ヶ月間のランニングコスト(台所、洗面所、風呂)は、「およそ1,000円程度」と言われています。実際の光熱費は、各ご家庭のライフスタイル・地域・運転選択の仕方・電気料金契約などにより異なってきます。
従来の給湯器に比べると、導入のためのイニシャルコストは高くなります。しかし、それ以上の経済的メリットを生み出すのです。導入費用をもっと安くしたいのなら、補助金制度を使う方法もあります。
エコキュートのメリットは経済面ばかりではありません。エコキュートでは、大気から水へ熱を運ぶ役目をする冷媒に、フロンではなく、CO2(二酸化炭素)が使われています。CO2はオゾン層を破壊しないので、環境にやさしいというわけです。このCO2(二酸化炭素)は、工場で製品製造の際に発生するものを活用していますので、資源のリサイクルにも役立っています。
二重にエコロジーなんですね。
Posted by goshisuke : 18:54
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